根幹とする学校教育の柱 |
これからの時代は、目の前で生じている課題・問題等から目をそらさず、その解決に向けて自ら進んで情報や知識を収集・整理・分析し、更には他者と協働しながら様々な実践を繰り返すなどして、新しい答えや価値を生み出していこうとする粘り強さが求められています。
生徒たちが自らの可能性を発揮し、よりよい社会の担い手となっていくためには、様々な事象を自分事として捉え、不得意な分野であっても困難を克服しながら学び続けていこうとする力が基盤になくてはならないと考えます。
清新中学校では、これらの「力」を育成するために教科指導を基盤に、全ての教育活動を通して生徒たちに「生きる力」として身につけさせていきます。
そのために本校では、学校の指導体制の根幹に、「授業の充実」、「安定した学級づくり」、「生徒指導・支援体制の充実」の3点を据えて教育活動を展開し、生徒たちが将来にわたって自らの希望や夢を叶えていこうとする自己教育力を育んでいきます。 |
1 授業の充実
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- 教科担任として当該の教科を嫌いにさせない学校。
- 生徒の学習課題を把握し、その改善に向けて適切な対応がとれる学校。
- 学ぶことの意味を生徒と共有することができる学校。
- 生徒の「もっとやってみたい」「もっと知りたい」といった好奇心や探究心を触発させ、基礎・ 基本の定着はもとより、次の新たな学びに繋がりをもたせ、学びに向かう力を高められるよう
たえず授業改善が図れる学校。
- 授業を通してどういった生徒を育てたいのかを、教師自身が自分の言葉で授業の枠組みを語れる学校。
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2 安定した学級づくり |
- 生徒自身が「生徒が主役」を実感できる学校。
- 生徒自身が学級集団等の中で、受け入れられていることや、必要とされているといった自己有用感が実感でき、生徒一人ひとりを大事にしている学校。
- 生徒の失敗や過ちを教師として大事にでき、生徒のリスタートへの適切な援助を施すことができる学校。
- 日常的に子どもの状況を丁寧に観察・把握し、生徒自らの判断を大切にしながら生徒の主体性を育んでいく学校。
- 教師自身が生徒のモデルとして、適切な言動を日常的に示せる学校。
- 生徒と悩みながら、共によりよい集団を育てていこうとする学校。
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3 生徒指導・支援体制の充実 |
- 生徒への指導等に関しては、指導の効果が出ているのかが検証がされ、必要に応じて指導方針の見 直し等が柔軟にはかれる学校。
- 生徒の問題行動に対して、一歩も引かないといった毅然とした態度を示せる学校
- 命に関わるような緊急事態に即座に対応できるよう危機管理について不断の見直しが絶えずはかれている学校。
- 学校として、また学年・学級として指導すること、一人の教師として指導すること、保護者や外部機関と連携して指導すること等、一貫した指導理念が共有されている学校。
- 最小単位である教師と一人の子どもとの関係から始まり、学級を核とし、生徒会や部活動ひいては学年組織や学校全体で、その時々に応じて効果的な指導が展開されていくよう常に情報や指導が共有されている学校。
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めざす生徒像・教師像・学校像 |
めざす生徒像
【深く考える力】
物事を深く考えられる人
【思いや考えを行動に起こす力】
自らの思いや考えを行動に起こせる人
【自分に負けない力】
困難に屈せず課題の解決に挑める人
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めざす教師橡
- 生徒・保護者に寄り添い、共に考え、共に成長していく教師
- さらなる成長のために、謙虚に学ぶ教師
- 創意と情熱をもって授業改善に取り組む教師
- 今日的な教育課題にも柔軟に対応し、解決に向け努力する教師
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めざす学校橡
- 生徒の姿をしっかりと把握し、認め励ます教育を展開する学校
- 清新中学校の歴史と伝統を大切にし、教師・生徒が一丸になって教育活動に 取り組む、意欲と活気のある学校
- 地域・保護者から信頼され、支援される開かれた学校
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3年間で培う力 (清新中学校区の小学校と共有) |
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深く考える力
- 一人ひとりが自らの学びを反芻し、自分の考えを持って他者と話し合い、考えを比較・関連づけなど吟味して統合し、よりよい解や知識、さらには新たな価値を創り出せる力。
思いや考えを行動にする力
- 自分の知識や技能を総動員して、自分や他者、他集団・社会にとって価値ある解を導くために起こす行動力。
自分に負けない力
- 目的遂行に向けて、他者と折り合いをつけながら、困難にも屈せず物事を成し遂げていくために自分をコントロールしていく力。
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